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妊娠・出産を上手に乗り切るコツ

女性の人生のなかで、心身ともに最も劇的な変化を感じるのは、妊娠・出産ではないでしょうか。
自分でも予想もしなかったカラダとココロの変化に戸惑い、産後うつになってしまう人も少なからずいます。
そこで今回は、産前産後の女性たちが集える場を作りたい、と起業された「スイートルーム代官山」のオーナー、鈴木奈央子さんに、妊娠・出産を上手に乗り切るコツを伺いました。

カラダラボ編集部(以後、編集部):もともと、看護師のお仕事をされていたのに、なぜ赤ちゃんとお母さんのためのスペースを作ることにしたのですか?

鈴木さん:昔から、将来はカフェをやってみたいな、という夢があったんです。でも自分が出産してみると、赤ちゃん連れで行けるお店が全然ないことに気がつきました。お店の方が「どうぞ」と言ってくださっても、気を遣ってしまうし、結局いつも家のまわりをぐるぐるまわるだけで、リフレッシュできない。そんな体験から、お母さんたちが安心してくつろげるスペースがあってもいいんじゃないかと思いつきました。

編集部:お母さんのためのスペースを作りたいと思い立って、具体的にはどのように動き出したのですか?

鈴木さん:まずは、自分の子供が少し落ち着いてきたところで、お母さんと赤ちゃんのための有料スペースで週1回アルバイトを始めました。お店のスタッフとして働き、話すことでストレスを発散するお母さんたちの姿を見たら、「やっぱりみんな行くところがないんだ」と再確認。それから、自分なりに理想のスペースを作るべく動き始めました。

編集部:どんな方が利用されることが多いんですか?

鈴木さん:近くにお住まいの方も多いですし、遠方からお友達同士で待ち合わせて来られる方もいらっしゃいますよ。代官山という場所柄、お買い物の途中で休憩したり、ここでのんびりしてからお買い物を楽しんで帰ったり、という利用方法も多いようです。

編集部:「スイートルーム代官山」に集まるお母さんたちのなかで、よく聞く悩みなどはありますか?

鈴木さん:赤ちゃんの月齢にもよりますが、寝不足でつらそうな方は多いですね。あとは、近所にお友達がいなくて、赤ちゃんと一緒に家に閉じこもりがちで一日誰とも話をしない、という方もよく見かけます。脱毛が激しいとか、爪がボロボロになって手が荒れるという悩みもよく聞きます。

編集部:そんなお母さんたちには、どんなアドバイスをしているんですか?

鈴木さん:全部を自分ひとりで抱え込まなくていいのよ、ということを伝えています。赤ちゃんはちょっとくらい泣いていても大丈夫。泣くたびに焦る必要はないし、自分がつらいな、と思ったら助けを求めればいいんです。ときには、子供を家族に見てもらってひとりで気分転換することも大切。

私自身も、産後は赤ちゃんとの生活の大変さに戸惑い、感情の起伏が激しくなって疲れてしまいました。夜中の授乳に疲れて寝て、起きてみたらお昼だったときには、なぜか罪悪感にさいなまれて泣いてしまったり…。

たいていの新米ママさんは、出産前にこうした「赤ちゃんと過ごすストレス」や「子育てを上手に乗り切るコツ」を知らないことが多いんです。だから、妊娠中からこのような場所に通い、赤ちゃんと触れ合ったり、出産した方の話を聞いていると、覚悟もできるし、自分が出産したときに焦らず対処できると思います。

編集部:なるほど。赤ちゃんが生まれてからだけではなくて、生まれる前から相談できる友達を作ったり、情報交換をしていくことが産後のココロとカラダの変化と向き合うときに有効なんですね。今回はありがとうございました。

鈴木さん:はい。「スイートルーム代官山」では、お友達作りのきっかけになるようなイベントも随時開催しています。マタニティヨガなど妊娠中に活用していただきたいイベントもありますので、ぜひ上手に利用してください。

女性のカラダラボ編集部からのメッセージ

一人でなんでも抱え込まないことが大事。
赤ちゃんが生まれる前から相談できる友達や情報交換できる場所をさがしてみましょう。

プロフィール

スイートルーム代官山 オーナー

鈴木 奈央子さん

元看護師。自身の子育て経験から、赤ちゃんと一緒にほっと過ごせるママパパの場所をつくろうと決意し、
2011年3月スイートルーム代官山をオープンさせる。

URL:http://sr-d.jp/